《構成》木片、線
色と形の構成要素に、造形をちょっとプラスして手のひらサイズの小さな弦楽器を作ってみようということになった。久々のファインアート寄りの工芸。弦の太さや長さ、張りの具合で音の感じが変わる仕組みも理解し、実際に弦を張る仕組みも考えなければならない。さらに音色を表現する形をボディに与えることで、音を視覚的にも表現することを試みた。音を聞かずともそれぞれの造形美が見る者に感じさせてくれる音色は、視聴覚ともいえる魅力に溢れているようにも思う。
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指導|酒井恒太