《油絵、陶芸、織り、デザイン、木工》
様々な美術の専門分野は、おおよそ素材と技法によって便宜上の分類を受けているように思う。しかし、それぞれの素材の魅力を、造形美としていかに引き出せるかといったマインドはどの分野でも変わらないはず。より豊かな表現と造形の幅を広げるためには、便宜上の分類を越えた日々の実験的な視座とその経験の累積を寛容するフィールドが必要ではないか。この授業は、いわゆる“専門的”な美術の取り組みではないが、個々の感性を自由に引き出し、展開する懐をもつことを大切にしている。
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指導|河原弘太郎、酒井恒太