色で見る世界|男子部中等科1年[2021]

《絵画》紙、クレヨン、色鉛筆、ペン、絵具など

 

 作品は、生徒一人一人が目の前に広がる世界をどのように見たか、その積層された時間を自分たちに見せてくれる。画面を縦横無尽に走る筆致には作者の息遣いが宿り、繰り返される発見と感動が画面に記録されてゆく。対象は認識に従うとカントが言うように、絵を描く際にどんな描画材を持つか、そしてどんな言葉に触れるかで生徒たちの認識は変わる。生徒達はまだ自由を持っている。そして自分たち大人が、純粋に見るという行為を少しずつ忘れていることに気付かされる。

 

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指導|酒井恒太、中村知子