《表紙のデザイン》イラストレーション、コラージュなど
本の表紙をデザインすることは、料理と器の関係を考えることに似ています。著者が心を込めて作った料理(物語)をどんな色や形の器(表紙)によそえば、読者にその味をより楽しんでもらえるだろうか。シンプルな器?華やかな柄の器?ちょっと意外な組み合わせも、その料理に新鮮な印象を与えてくれるかもしれない。そうやって人やモノの気持ちを想像してみることが、なによりデザインするということだ。
本の表紙は私たちが物語と出会うひとつの場であり、物語へと誘なってくれる扉です。あなたはどんな表紙の扉を開けたくなりますか?
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指導|河原弘太郎、中村知子