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混沌と創造の幾何学|男子部高等科3年[2021]

《構成》木片


 木片をランダムに切り出す。色や形、質感、大小さまざまな幾何学が生まれる。それらをバランスを見ながら、互いに関係づけながら構成する。ほんの少し動かすだけで、互いの木片の関係性は大きく変化し、リズムや協調が生まれては、変化し失われることを繰り返す。混沌と創造。

 そんなことを繰り返しながら、いくつもの答えを導き出し最善の構成的位置関係を探る。複数の具材をまとめ上げる料理のような感覚。どこにどんな要素が足りないか。自分の感覚を頼りに、自分たちが認識するこの世界の法則に少しだけ触れてみる。


*写真をクリックすると作品全体をご覧いただけます


指導|酒井恒太

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