考える手|男子部中等科2年[2017]

 身体は一人一人の人生を物語り、年齢を重ねるごとにそれは顕著に表れるように思う。顔も勿論そうだが、手は自らの意志を日々行動に移したり、時に言語の代わりとなって他者と意思疎通するほどにものを語る。

 細かな傷跡や爪の形、皺や指紋など、自らの手を改めて見つめ動かすと、いろいろな過去の記憶と共に豊かな表情をみせてくれることに気づかされる。自分を映す鏡のような存在としての手を、客観的によく観察して描くことで自分自身を表現することを試みた。


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指導|酒井恒太

​自由学園美術科
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