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質感って何だろう|女子部男子部合同 中等科2年[2019]

《デッサン》木炭、木炭紙


 デッサンはあらゆる美術表現の基礎となるものです。デッサンとは技術的なものと考えられがちですが、大事なのは対象物を「的確」に表現するための「物の見方」なのです。「正確に」物の輪郭線を写し取り、「正確」に明暗を写し取ることではありません。物の立体的な形やその構造(成り立ち)、質感、色彩、そしてその重さや匂いまでを感じ取り、それを画面に表現しようと試行錯誤していく作業が大切です。

 今回の課題では、卓上に置かれた果物や木材などの自然物、ガラス器、布、金属など、これらの様々な物の質感の違いを意識して、物の見方を深め、表現力を高めることを目指しました。


*写真をクリックすると作品全体をご覧いただけます


指導|清野圭一、金井知子、中村知子、酒井恒太

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